-
本学園では高校普通教育を通して基礎学力の向上をはかると同時に、各コースの専門知識や技術の習得を目指し、「高校からのキャリア教育」を実践しています。高校生活の3年間を通じて「一般科目」と「専門科目」の学習を両立しながら、専門分野における各種検定・資格を取得し、実社会で役立つ知識や教養を身につけます。最近の大学の推薦入試などでは、こうした専門的な教育を受けた生徒を積極的に受け入れるケースが増えてきています。他の高校でも増え始めている注目の 「+(プラス)専門教科」 は、生徒の進路決定に大きな可能性をもたらす大変有意義な学習スタイルです。
-
生徒一人ひとりの「心・個性」を尊重し、様々な行事や体験を通して心豊かな人間性をはぐくみます。また、担任による定期的な面談を実施し生徒への理解を深めるとともに、カウンセリング体制も充実。悩みのある生徒の心のケアをきめ細やかに行うことで、どの生徒も目的意識をもって生き生きと学校生活を送ることができます。
-
専門科目の授業を通して、知識や技術だけでなくプロフェッショナルとしての誇りや責任感をも養っていきます。さらに、どのコースもそれぞれの業界で活躍する講師を招き、プロならではの実体験を活かした講義を実践。各業界で培った「社会力」を生徒に伝え職業意識を育成するとともに、社会で活躍するための「人間力」を養います。こうした「支援教育」を導入することで個性・能力のさらなる伸長をはかっています。
実践内容
-
実践1
資格取得重視の教育システム
- 能力を形で示し、社会で認められることで得られる「自信」。それが「検定」や「資格」の価値です。上級検定の合格は、もちろん進学や就職においても有利です。しかし、そうしたメリットだけでなく、各検定をクリアした生徒達の多くは努力の成果や喜びを実感したことで人間として大きな成長を遂げています。このような理由から、本学園では資格取得を重視した独自のカリキュラムを設け、生徒の意志や能力を尊重した上で無理のない資格取得を目指しています。
-
実践2
生活習慣の確立
- 生活指導においては楽しい学園生活の中にも規律を重んじ、生徒一人ひとりの生活習慣の向上を図っています。また、心を育てる教育を重視し、豊かな人間性と協調性をそなえた人間形成を目指しています。さらに、各分野における専門教育の実践を通して、社会人として必要な基本的生活習慣を身につけていきます。
-
実践3
楽しい学校行事の実施
- 海外修学旅行、体育大会、文化祭、宿泊訓練など様々な学校行事を通してコミュニケーション能力を高め、「人とのふれあい」を大切にしながら協調性や社会性を養います。生徒一人ひとりの個性を活かし、それぞれに活躍できる機会を数多く設けることで、どの生徒も楽しく充実した学校生活を送ることができます。
-
実践4
高専一貫教育の推進
- 卒業後、より専門的な知識や技術を身につけたい生徒には本学園の専門課程への進学の道が開かれていおり、高等過程3年間+専門課程2年間の5カ年教育で、1つの教科をより深く学ぶことが可能です。また、専門課程へ進む場合には入学金を免除するなどの優待制度も設けられています。一方、普通科目を頑張る生徒は大学に進学します。推薦指定校も全国に数十校あり、平成22年度には指定校推薦で本学園の生徒が早稲田大学文化構想学部に現役合格した実績もあります。